第二子を予定しているお母さんが時短で働くと保育園入園が不利に？

私は第二子妊娠時に正社員かつ時短で働いていました。
この時短勤務が保育園入園が不利になるとは思ってもみませんでした。

【ここまでの状況】
3歳の兄、早生まれ0歳の妹の保育園入園記録です。3歳の兄は駅近くの人気保育園に0歳児より通っています。早生まれの妹を1歳児クラスで兄と同じ保育園に入れようと思っています。
横浜市ではこれまで兄弟入園は加点のみでしたが、平成27年度よりランクアップ＋加点となる事が発表されました。この段階ではまだ、1ランクアップか2ランクアップか分かっていませんでした。
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横浜市の場合、勤務時間でランクが決定されます。週40時間以上ならＡ、○時間以上ならB、Cという具合です。
復帰後にフルタイム・時短勤務で働くかではなく、産休前の実績で判断されますので、時短勤務をしていた母親はその時間に応じてランクが決定されるわけです。

既にお子さんがいる家庭で母親が時短勤務しているケースは多いと思いますが、そうするとランクが下がってしまうわけです。
横浜市HPには以下のような問い合わせが入っていました。

＜投稿要旨＞
共働きで子供は二人います。近くに頼れる親戚はいません。二人目の出産後、第一子と同じ認可保育園に申請しましたが、保留のため、第二子は職場の保育園へ車で１時間かけて連れて行っています。
同じ保育園に入れれば、フルタイムで働けますが、別々の保育園は時短勤務を選択するしか働き続けることができません。しかし、時短勤務だと保育園入所基準のランクがかなり低く、保育園入れません。三歳未満の育児時短はフルタイムと同じランクにしている自治体も多いので、ぜひ制度を変えてください。
＜回答＞
○○様のお仕事やご家庭の御事情については理解いたしましたが、多くの方が様々な理由で保育所の入所を希望されており、明確な根拠に基づいて選考する必要があるため、客観的に確認することができる基準を用いることとしています。
横浜市においては、入所月に応じた基準日を設定しており、基準日時点の「雇用契約上の労働時間」（実績）に基づいて、入所の選考を行っています。
このため、基準日時点で育児短時間勤務をされている方は、その時間で選考を行うものです。
しかしながら、実態として保育所への入所を希望されるお一人おひとりの事情やご希望に添えない状況があることについては、課題として認識しております。
横浜市では、定期的に入所選考基準の見直しを行っており、御指摘いただいた他都市の状況やいただいたご意見は今後の見直しの参考とさせていただきます。
横浜市では、引き続き待機児童解消を継続するため、認可保育所の整備や受入れ枠を拡大するとともに市民の皆さまのニーズに合わせた保育サービスの充実に努めてまいります。

この母親の気持ち、とてもよく分かります。
第一子と第二子が同じ保育園に入れるかどうかは死活問題です。別の保育園になった場合、保育園の送迎に時間がかかりますので、必然的に勤務時間を短くせざるを得なくなってしまいます。しかし、勤務時間が短くなるとまたランクが下がる為、同じ保育園に入れる可能性が遠のく。

しかし、現状横浜市では時短勤務はランクが下がります。

新制度説明会の際も区役所職員の方に我が家の家庭の状況をお伝えし、相談しました。時短勤務の為、BかCになってしまう事。その為には兄弟加点が1ランクアップか2ランクアップかは非常に重要な問題になる事。

しかし、上の子が通っている保育園が人気園である事から、「ご事情は分かりましたが、まだ何とも言えませんね。」と仰っていました。とても苦々しい顔をされていましたので、我が家は第二子を同じ園に入れる事は難しいと判断。

転園も視野に入れる事にしました。